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ネガティブに捉えられがちな、小説の描写

 

小説の登場人物、眼鏡はウィークポイントとして描かれる

スタッフの趣味の一つとして読書があります。最近は専らビジネス書、と言ってもフィクションです。
真山仁さん、楡周平さん、池井戸潤さん、そして黒川博行さん…等。山崎豊子さんも良いですね。

他、いろんな作家さんの本も読みますが、えてして着用する眼鏡はマイナスポイントとして描かれがちです。
何故でしょうね? 特に黒川博行さんの小説はそれが顕著で、金メタル、銀メタルの縁無しか、プラスチック(アセテート)の黒縁、そしてべっ甲眼鏡しか登場しません(笑)。
で、大体がワルか肥満キャラという…。

小説でも、ドクターの眼鏡着用率は高い

わかりやすいからなのか、それとも、何か別の思惑があるのか…。表現によっては不快感を得ることもしばしばです。
好きな作家さんだけに、改めて欲しいなぁと思います。

眼鏡と付き合って長年になる浅田次郎さんは、まだコミカルに描かれているので救われていますね。自虐的、面白ネタにされることが多いですが(笑)。
松本救助さんのように、眼鏡リテラシーの高い方でビジネス小説を書かれている作家さんっているのかな。